平成23年度事業の成果
妙高ジュニアアドベンチャー2011

【趣旨】
平成21年度事業方針における重点テーマ「次代を担うリーダーの育成」に対応した3年目(最終年度)の取り組みである。
野外活動期間中の集団におけるリーダーの資質を
〆て颪卜ち向かおうとする力
⊆ら考え行動に移す力
A和の呂鯑かせ工夫して課題を解決する力
そ乎弔鬚茲蠅茲な向へと導く力
ソ乎墜發凌祐峇愀犬鬚茲蟇潦蠅砲垢詢
と設定し(以上を『妙高5力』と名付ける)、事業を通じてこれらの資質が次代を生き抜く青少年にとって不可欠であることを示唆し、これらの力が身につく条件や手立てを明らかにしたい。

【期間】
平成23年7月24日(日)〜8月7日(日)(14泊15日)

【対象】
小学校5・6年生 18名

【成果】
2年間の成果と課題を受け、『妙高5力』の一層の育成を図るため、〇劼匹發亮臑寮を重視する、∋劼匹發自ら必要感をもつ、L高5力の出現条件を満たすよう工夫(ステージ制、スパイラル、振り返りの充実)し、定住型の長期キャンプの事業を行った。
その結果、5つの力は全て向上した。また、子どもの様子からリーダー性の伸長を促すためには、自然体験活動や生活(野外炊事や仲間と寝食を共にすること等)そのものが課題解決型であるプログラムが有用であることが分かった。

【課題】
・ 生活の一環を課題解決型プログラムとして確立すること。
・ 3カ年の事業によって得られた成果を、自然体験活動団体を含む青少年教育団体や学校へ伝えていくこと。
<報告書> (8.8MB)

はじめてのわんぱくキャンプ〜めざせ、冒険王〜

【趣旨】
豊かな自然のなかでの体験活動を通して、自らの体を使って生活する楽しさや五感を使って過ごす感覚、仲間との関わりから生まれる思いやりの心、自立の心を育む。

【期間】
第1回:平成23年8月26日(金)〜8月28日(日)(2泊3日)
第2回:平成23年11月5日(土)〜11月6日(日)(1泊2日)
第3回:平成24年2月4日(土)〜2月5日(日)(1泊2日)

【対象】
小学校1〜4年生

【成果】
・ 低中学年児童(1〜4年生)の特性を踏まえたプログラム等の留意点などを蓄積できた。

【課題】
・ 発達段階の差がありすぎるため、活動支援を低学年・中学年の2種類に分ける必要がある。(来年度は、対象を1〜3年生にする。)
・ 低学年児童を対象に行うせっかくの機会である。「思いやりのリレー運動」の趣旨や公共のマナーについて積極的に指導したい。

大地の秘密探検隊〜ヒスイ!化石!大断層!〜

【趣旨】
日本初の世界ジオパーク認定「糸魚川ジオパーク」を巡り、ヒスイ峡探検や化石探しを通して、大地の成り立ちについて学ぶ。

【期間】
平成23年9月23日(金)〜9月25日(日)(2泊3日)

【対象】
小学校4〜6年生

【成果】
・ 県内外の子どもに向け、「糸魚川ジオパーク」の存在を広めることができた。
・ 「ジオパーク新聞」を作成した。学びを振り返ったり、深めたりすることに有効であった。

【課題】
・ 5カ所のジオサイトを巡って日程が過密になったため、時間配分を再考する。
・ クラフトプログラム(妙高山モデルづくり)を事業の目的に照らして再考する。

ASEAN中学生招聘交流事業

【趣旨】
文部科学省委託事業として、ASEAN加盟諸国で日本に興味関心のある中学生を招聘し、地域の特性を生かした自然体験・文化体験・日本の青少年との交流体験を行い、日本への理解を図る。
また、日本の青少年に対しては、ASEAN諸国の中学生との交流体験を通して国際的視野の醸成を図るとともにアセアンとのパートナーシップを育成し、東アジアの中核を担う次世代リーダーを養成する。

【期間】
平成23年10月2日(日)〜10月11日(火)(9泊10日)

【対象】
ASEAN加盟諸国の中学生(妙高へはタイ・ミャンマーから各8名が参加)

【成果】
・ 海外の青少年の日本に対する理解を増進させることができた。
・ 日本の青少年の国際的視野の醸成・次世代リーダーの養成を図ることができた。

【課題】
交流の質を高めるため、情報の共有や活動場面の設定を行う。

MYOKO活動プログラム体験会

【趣旨】
自然の家の活動プログラムを体験して、活動の良さやポイントとなる事項・注意事項などを理解し、実際の活動がより充実・安全に実施できるようにする。

【期間】
第1回:平成23年5月13日(金)
第2回:平成23年6月11日(土)〜6月12日(日)(1泊2日)
第3回:平成23年8月23日(火)
第4回:平成24年1月14日(土)〜1月15日(日)(1泊2日)

【対象】
当自然の家を利用する団体の引率者や家族会員など

【成果】
・ 昨年から引き続き、自然に親しむ会の会員参加が増加してきた。その結果、リピーターとして家族利用、大感謝祭参加へとつながってきている。
・ アンケート結果から非常に高い評価を得ることができ、目標の「マイナス評価0%」を達成することができた。

【課題】
・ できれば、新潟県外の指導者からも多く参加していただきたい。特に、「野外炊事」「ファイヤー」を体験することによって、やり方や後片付けなどを理解していただけるよう、広報活動の工夫が必要である。
・ 実際の活動プログラムの時間よりも時間に余裕がないため、中途半端に終わったり、内容が充実しきれなかったりする部分があった。

MYOKOボランティア養成所

【趣旨】
講義と実習を通して,自然の家でのボランティアとしての資質を身に付け,全国にある国立青少年自然の家・青少年交流の家等で行う事業にボランティアとして参加できる力量を備えた人材を養成する。
      

【期間】
平成23年5月21日(土)〜5月22日(日)(1泊2日)

【対象】
青少年教育に興味関心がある者(高校生以上)

【成果】
・ 今年度は新たに28名が本施設のボランティアとして登録した。うち11名が実際に企画事業のボランティアとして参加してくれた。
・ 子どもたちと関わるうえで必要なコミュニケーション(表情や言葉)について講義や演習を行った。これによりボランティアが子どもたちと関わりやすくなり、成果を得ている。

【課題】
・ ボランティア登録した学生が活躍できる場をどう確保していくか。
・ ボランティア養成カリキュラム(13時間)をどう余裕をもって確保するか。
・ 普通救命講習を開催して、参加者が資格を得られるようにしたい。
      

心の冒険教育指導者養成研修

【趣旨】
児童・生徒のコミュニケーション能力の向上に資する指導方法について演習等を通して実施すると共に、効果的なアクティビティの紹介、目的にあったプログラムの組み立てについて習得し、集団の信頼関係と安心を構築するプログラムが企画・実践できる指導者を養成する。
      

【期間】
コース機平成23年5月28日(土)〜5月29日(日)(1泊2日)
コース供平成23年5月27日(土)〜5月29日(日)(2泊3日)

【対象】
教職員・社会教育関係者・学生など

【成果】
コース機Ь人数の温かい雰囲気の中、妙高アドベンチャーの基本的な事項について理解を深めることができた。
コース供Щ臆端圓意欲を持って研修に望み、指導者としての意識やスキルを高めることができた結果、研修指導員を新たに5名確保することができた。

【課題】
・ 参加者が増えるように開催時期を調整したり広報を工夫したりしていくこと。
・ 受講者を妙高アドベンチャー研修指導員として登録できるよう促していくこと。

妙高ネイチャープログラム指導者養成研修

【趣旨】
環境教育等についての講義・演習・妙高ネイチャープログラムの体験を通して,環境教育の指導者としての必要な資質や指導力の習得を目指すと共に、自然の家周辺の自然環境を活用した環境教育や課題解決学習を指導する研修指導員を養成する。

【期間】
平成23年7月1日(金)〜7月3日(日)(2泊3日)
      

【対象】
教職員・学生・社会教育関係者・自然の家研修指導員を目指す方

【成果】
23年度は、新規に指導員2名を養成することができた。

【課題】
・ 研修を充実させるための日程の確保
・ 近隣の大学や専門学校との連携

豊かな体験活動推進フォーラム〜豊かな体験活動を通して「生きる力」を育む〜

【趣旨】
学校、行政、青少年教育施設、受入モデル地域等を有機的に連携した実践に成果を発信し、自然体験活動のより一層の推進を目指す。また、「分科会」や「講演」、自然の家周辺の自然環境を生かした「フィールドワーク」等を行う。

【期間】
平成23年11月26日(土)〜11月27日(日)(2日間)

【対象】
自然体験活動・長期宿泊体験活動に興味のある方,教職員及び関係機関の方

【成果】
フォーラムの内容の検討を実施し、昨年度まであったポスターセッション、シンポジウムから、より参加者が意識を持って参加できる分科会形式した。
分科会は、幼児・小学生・中学生・課題を抱える子どもたち・農家民泊をとりいれた小学校などを対象とし、それぞれに発表者・指導者を招いて発表と指導をしていただいた。
参加者からは、いろいろな意見を発言する機会があったので良かったという声もあった。

【課題】
多くの参加者を招くために、広報活動を積極的に行う必要がある。
     

 ※ なお、来年度からは中部・北陸ブロック5施設(能登・乗鞍・立山・
若狭湾・妙高)の持ち回りで開催する。(H24は乗鞍で開催)

<報告書> (3.1MB) 

小学校長期自然体験活動指導者養成研修

【趣旨】
小学校が実施する1週間程度の自然体験活動において、計画立案に対する助言や活動全体の様子を把握し、全体活動を行う事のできる指導者を養成する。

【期間】
平成23年9月17日(土)〜9月19日(月) (2泊3日)

【対象】
小学校が実施する長期自然体験活動の全体指導者(18歳以上)
を目指す方
     

【成果】
・ 今年度は全体指導者を18名養成することができた。
・ 本研修を終了した全体指導者間で、互いにネットワークを広げている。
     

【課題】
・ 参加者をどう確保していくか。
・ 本研修を終了してもそれを活かす場所をどう確保するか。

学社共同参画セミナー

【趣旨】
大学等との連携で教員を志す学生に対し、青少年教育に関する演習を行い、企画・運営・評価を実践的に学ぶ機会を提供する。

【期間】
夏:平成23年8月10日(水)〜8月12日(金)(2泊3日)
冬:平成24年2月17日(金)〜2月19日(日)(2泊3日)
    

【対象】
学校教育・社会教育の指導者を目指す大学生
     

【成果】
・ 上越教育大学との連携の具体的な事業として定着している。
・ 事業期間中に受け入れる社会教育実習生を始め、他大学からの参加もある。
・ 参加した学生の中には、法人ボランティアも多く、自然体験活動の指導法を身に付けたり施設の理解を深めたりすることもでき、長い目で見れば妙高に貢献してもらえる人材育成につながっている。
     

【課題】
・ 講義内容を見直して、全体指導者への登録を多くする。
・ プログラムがマンネリ化しないようにする。

幼児期にふさわしい自然体験活動のプログラム開発

【趣旨】
妙高の豊かな自然環境で、幼児(幼稚園・保育園)を対象に四季の特色ある自然体験活動を行い、諸感覚を刺激し豊かな感性を身に付ける。また幼児期の発達段階に即した教育効果の高い自然体験活動プログラムの開発及びパッケージプログラムの普及を行う。(3カ年計画の2年目)

【期間】
通年の普及啓発事業
      

【成果】
・ 調査研究協力園を設置したことにより、園と事前事後の関わりを通して遊び(学び)の持続性を確認することができた。
・ 源流体験や関温泉スキー場ハイキングなど、エリア内の自然体験活動の拡充を図ることができた。
・ 幼児の観察を通して実証的検証ができた。検証したデータから、夢中になる姿や発達の特性に即したプログラム立案を行うことができた。
     

【課題】
・ 日帰り4時間だけでなく、全日や1泊2日のプログラムも必要である。
・ 妙高市だけでなく、隣の上越市の幼稚園・保育園への利用拡大を図る。
・ 日常生活につなげられるように保護者も巻き込むことも必要である。

<報告書> (2.7MB)

少年期におけるリーダーシップの評価方法に関する調査研究
 

【趣旨】
義務教育段階からの意欲・やる気等を引き出す事が国際戦略として不可欠であるという状況を踏まえ、青少年とくに義務教育の児童生徒に求められるリーダーシップの資質・能力を明らかにし、リーダーシップ習得を測定する評定尺度を開発し、一般化する。

     

【成果】
今年度は、上越教育大学・大前敦巳准教授の指導により評価方法を改善し、本施設の企画事業の際に具体的な検証ができるようになった。
なお、本調査研究について、日本野外教育学会(H23.10.23 、筑波大学)で研究発表を行った。
      

【課題】
・ 他の青少年教育施設や学校でも活用できるようにすること
・ 活用する際に、日常生活のや学習の中で、リーダー性について理解を促すための工夫をすること
<報告書> (1.2MB)

<アンケート用紙等ツール一式>(ZIPファイル。展開してご活用ください。)

課題を抱える青少年を対象とした体験活動の有効性に関する研究
 

【趣旨】
平成22年度から開始した調査研究事業の2年目。
中部・北陸ブロック5施設が、それぞれに「特定の状況にある青少年」を対象とした体験活動を企画・実施し、「IKR評定用紙簡易版」や「参加観察法」の測定方法を活用し、体験活動が「特定の状況にある青少年」に及ぼした効果を明らかにする。

     

【成果】
別添の「報告書」をご覧ください。

<報告書(妙高が担当した事業のみ掲載します。)>(905KB)

お問い合わせは下記まで

独立行政法人国立青少年教育振興機構
国立妙高青少年自然の家
企画指導専門職/事業推進専門職/事業推進係
電話  0255−82−4321
FAX  0255−82−4325